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"天啓" と真の戦後体制の終わり

今回の件で、中国が台湾に侵攻し、手中に収めた場合には台湾海峡の閉鎖が現実味を持つことがよく分かった。日本としては絶対にそれをさせてはならないことが分かった。

また、今以上に中国と経済的に抜き差しならぬ関係になる前に、それが非常に危険なことだと身にしみて分かった。


これで今後中国やロシア、南北朝鮮辺りが、仮に作戦であっても日本に高圧的に出る可能性が以前より高くなり、それに十二分に対抗できる人間でないと日本のリーダーとして相応しくないということになった。これで谷垣氏や鳩山氏のような人では、首相にはなれない可能性が高くなった。


戦後の自民党体制の終わりが戦後体制の終わりではなく、どうも自民党に正対して来た社会党・民主党のような社会主義的勢力、つまり自民党政治と実はセットになっていた勢力もが終わりを迎えることが真の戦後体制の終わりだったようであり、反米親中の傾向があった彼らに、何故かその中国自身が直接甚大なダメージを与えることでそれを成してくれた(ようだ)。これを機に政界再編に向かう可能性もあるでしょう。


世界が、中国を暴竜だと(再)認識した。


これで、外国人地方参政権の実現もなくなったはず。


本来これだけのことが成されれば、尖閣を失っていてもおかしくないのに、ギャグのような話で終わってしまった。


雷が直撃したのだけれども、何故か気絶もせず服が焦げた程度で済んだというような、不幸ながらラッキーな話のような気がします。中国としては、(本当にやるつもりがあればですが)台湾侵攻までこの姿は決して見せてはならなかったでしょう。


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