SSブログ

普天間移設「あいまい詐欺」

普天間決着先送りに向け認識共有 首相と関係閣僚、知事選までは「あいまい戦略」

代替施設の位置や工法に関する合意を沖縄県知事選が行われる11月下旬以降に先送りすることに向け、認識を共有したとみられ、知事選まで「あいまい戦略」を貫く方針だ。

知事選までにどうするかをはっきりしようがしまいが、県内移設反対で盛り上がって、そう主張する候補が当選するに決まっています。
民主党候補が当選する見込みすら最初からほぼゼロの状況で、知事選に影響もなにもあったものではありません。
沖縄県民だって、民主党が沖縄に不都合な話を隠すために先送りをしようとしていること位、他の国民より(関心が高いので)当然良く分かっていることでしょう。
民主党は、8月末の公表が知事選にどう影響するのか説明してみろと言いたいです。
これではただ単に、アメリカとの信頼関係を損ねるどころか、「いかなる場合でも8月末日までに完了」と、「いかなる場合でも」という最大級に守る必要のある外交上の約束、それもわずか2か月前にした約束を日本が守らないという破廉恥な大実績を世界に示すことになります。当然ながら世界の主要国の在日本大使館は、成り行きをチェックしていることでしょうから。
この問題は、要するにもう民主党では普天間基地移設問題は解決不可能な可能性が高いところにあります(間近な問題としては、沖縄知事選より民主党代表選挙での菅政権の続投)。
民主党はそれを隠すために「逃げ菅」ばかりでしょう。
民主党の評価だけではなく、日本全体を巻き込むことを考えれば、これは殆ど犯罪です。

国内のジャーナリズム機能は完全に不全です。
基本的な追及すら、この有様です。
トラックバック(0) 

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。