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県外移設・徳之島への分散移転・杭打ち方式・8月末決着断念の責任の所在

普天間基地の、県外移設と徳之島への分散移転の断念は、一応鳩山由紀夫前首相の辞任に責任を見ることが出来るかもしれません。しかし、杭打ち方式の断念と、5月末決着の公約を反故にし、8月末に延ばしたにも関わらず、それすら守れないことに関する責任の所在は全くはっきりしません。というより、責任が生じることすら、民主党は理解していないのではないでしょうか。もっとも、追及しないマスコミも、理解していないのかもしれませんが。
沖縄知事には、どこかで県内移設で決着をせざるを得ないだろうと思っている節を感じます。しかし、民主党には常識人としての体裁がまるっきり感じられないので、妥協をしたくてもしどころがなく、困っているのではないでしょうか。モロに現実として。
普天間問題をこれ以上なく複雑にした宇宙人も、母星へ帰るのかと思いきや(そう公約していたのに)、沖縄問題を無茶苦茶にした責任等すっかりリセットされたと素で思い込んでおり、今度は北方領土問題だ、今度こそ本領発揮だ、と張り切っています。
小沢氏が「しばらく静かにして下さい」と言われるのであれば、当然鳩山氏もそう言われるべきであり、少なくとも、どう考えても、普天間問題に解決の目処が立つまでは謹慎すべきです。
まあ左翼なんて、上手く行かないことを唱えて、実際に上手く行かなければ開き直り、「でも俺って正しいじゃん!」と言うような連中なんでしょうが、それに鉄槌を下せない社会も同レベルです。
もっとも、まともな政治家を持てない国民には、まともなマスコミも持てず、それに見合った社会こそが、身の程として相応しいとしか言えないのかもしれません。
日本人はコツコツと努力をするのは好きですが、責任を伴うような立場は自らに相応しくないと遠慮するので、そういう立場に進出する人間は、無責任で図々しい人間が多くなってしまうのかもしれません(政治家の話)。
それぞれに職業に対しての責任感があれば、もう少し違った世の中になるはずですが。

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